XVII. 目標を持ちなさい

目標を持ちなさい。
目標とは人が生きる上での
最も根本的な
原動力なのです。
そしてその原動力こそ
「生きる」ということの
本質でもあるのです。
故に
生きるのなら
何かしらの目標を持たなければならないし、
目標を持たぬ人生など
生きていると言うことなど出来ないのです。
もしあなたが生きているのなら、
あなたが生きたいのであれば、
何かしら、
それが大きいものであれ
小さなものであれ
目標を持つべきなのです。
目標は人の精神を
未来の方向へ
成長させていくために
不可欠な動力です。
人は誰一人
もれることなく、
未来に向かって
その歩を進めます。
そして、
その時間の流れの中で
自我をより大きく
広いものへと
成長させていかなければなりません。
その人の精神を
成長させるものこそが
目標なのです。
人の本質とは
未来に向かって伸びてゆく
木のようなもの。
木が沢山の枝をたたえていくように、
精神性、つまりは
心も多くの枝をたたえ
豊かな多面性を獲得するためには、
それを成長の方向へと
向かわせる原動力であるところの
目標こそが
不可欠なものとなるのです。