新型iPadに思う

先日、iPadの新型が発売されましたが、
iPadを買った人に
「ありがとうございます」
じゃなくて
「おめでとうございます」
って言うんですね。
正直、怪しい宗教みたいで
いささか引いてしまいます…。
まあ多分、アメリカ人の感覚での
連帯意識を誘って買う事の高揚感を煽るという
マニュアルに則った接客方法なのでしょうが、
いかんせん日本人の感覚だと
いやな苦笑をもよおしてしまうものがあります。
正直、個人的な話、
僕のような二十年近いAppleファンとしては、
ここ何年の同社の猛進撃を
あまり良く思ってはいないのですよね。
流行りが興ればいつかは廃る。
そうなると、Apple製品を使っていることが
恥ずかしい状況になりはしないかと思うと
なんか嫌なんですよね。
僕は本当にAppleの製品が大好きなだけに余計に
そう思ってしまいます。
僕がMac、iPad、iPhoneと
所有しているのは
決して一過性のポピュリズムに煽られていると
思われるのが心外なんですよね。
こんな事なら
Appleが潰れかけていた頃の、
Windowsパソコンの影に隠れて
細々とMacを使っていたあの頃の方が
良かったな。
マイノリティである事に開き直りもありましたし(笑)
こんな事を言うのもひとえに
Apple製品をこれからも長く使い続けたい一心なんですけどね。