The Pretenders – Last Of The Independents

The Pretenders(プリテンダーズ)の
6作目のアルバム。
1994年の作品。

個人的には、プリテンダーズは
このアルバムが一番かっこいいと思っています。
と言うか、普通に名盤じゃないでしょうか。

プリテンダーズも然り、
ストーンズなんかもそんな気がしますが、
ブリティッシュロック全般というのは、
メロディラインや楽曲そのものの組み立て方とかが、
イギリス(というかケルト?)特有のものがあって
日本人の音感覚からすると
ともすれば心や頭に入ってきにくい肌触りが
あったりするのですが、
この作品はその点に関しては
割と日本人にも入ってきやすい感触になっている気がします。

聴く人の年代にもよるのでしょうが、
僕のようなMTV世代のおっさんにとっては
「やっぱロックっていいよね〜」と
聴き終えた後に余韻に浸れるアルバムだと思います。

プリテンダーズは、
この作品に限ったことではないのですが、
サウンド的には
本当にブリティッシュロックの純血種とでも言えるもので、
特に、パキンパキンのテレキャスターなどは
これぞテレキャス!と言えるような音です。
むしろ、テレキャスの音を聴きたけりゃ
プリテンダーズを聴けと。

前述のように、
日本人にはとっつきにくい耳触りも
あったりはするのですが、
慣れると癖になるのがプリテンダーズです。

そんなプリテンダーズの
6作目にあたる「Last Of The Independents」の
トップを飾るこの曲、
「Hollywood Perfume」は最高にイカす!