NEW万年筆を買う!

7月の終わりに
給付金の10万円が、やっと振り込まれたので、
万年筆を1本買いました。
ちょっと前の記事で、この万年筆が欲しいと買いた
プラチナ 万年筆の
『センチュリー#3776』の
シュノンソーホワイトという色。
ニブ(ペン先)はF(細字)。

本当はSF(軟細字)が良かったのですが、
ポイントを貯めたかったので
名古屋市内、某家電量販店で購入。

量販店のアプリで在庫をチェックすると
今回の#3776のSFは在庫有りになっていたので行くと、
ショーウィンドー内に展示してある
シュノンソーホワイトの#3776は
ニブがFの物のよう。

店員さんを呼んで、「これのSFください」
店員さんも「はい、では箱をお持ちします」
とくるから、僕は?となりまして。
ちょっとすると店員さんは箱を持って
ウィンドー内のFを取り出して
「こちらですね」と。

僕はアプリの#3776のアイコンのところに書いてある
「型番PNB13000#2 SF(細軟)」に対して
現物についているタグが
「型番PNB13000#2 F」だったので、
「これって、これですか?」と訊いたのですが、
店員さんは堂々と「はい、これです」と云うし、
そもそも、展示されている現品限りっぽい。
流石に家電量販店の人で万年筆を知らない人だと
この型番の違いは分からないだろうなと思って、
そのままFを購入したという経緯。
まあ、ガンダム知らんやつにザクの・・・って、やめとく(笑)

SFとFのニブの差というのは、
半年くらい前に試し書きでチェックしておりまして、
Fに比べて、微妙に書き味が滑らかかな?
と感じる程度の差だと思ったので、
今回はSFがなければ、Fでも良かったのです。
同社の¥400の万年筆「プレピー」だったら
個体差の範囲で片付けられる程度の書き味の差だと感じます。

そういうわけで、Fの#3776を買ってきたのですが、
今回の量販店では
付属品のインクカートリッジすら付いてない始末。
まあ、インクは別のものを使うから要らないんだけれど・・・。

で、やっぱり思ったのは、万年筆を買うなら
『ちゃんと専門家のいる店で買うを強く推奨』
ということ。
ちゃんとした専門店とか、店員が常駐している万年筆売り場とかね。
アフターサービスとかの点においてもね。

ともあれ、
これが#3776のシュノンソーホワイト。

美しい!
キュベレイじゃ、キュベレイ!(笑)

ついでに、
エルバンの「ナイトブルー」というインクの
大瓶も買い足しで。

以前の記事でも
書き比べの写真を載せたのですが、
より同条件での書き比べを再掲しておきます。

今回、EF(極細)ではなく
F(本当はSFが・・・ネチネチ笑)にしたのは、
歌詞を書く時にガシガシと書くことのできる物が
欲しかったからでして。

歌詞を考えながら書いていると
やはり、はじめのうちは相当な走り書きで書くし、
訂正等の棒線やら矢印やら、
結構、タフな使い方をするんです。

EFだと、やはり線は細いし、
細い分、紙への引っ掛かりもあったりで、
勢いに任せて書くには、ちょっと怖さがあるんです。
その点、FはEFに比べて摩擦感も少なく、
未分化の歌詞のアイディアをストレスなく
ガーっと書いていけるのが良いですね。

まあね、
10万も貰ったんだから、
モンブランやペリカンの高級品を買っても良いじゃん、
と思えなくもないんですけれど、
どうも僕の中では、
モンブランのマイスターシュテュックや
ペリカンのスーベレーンの上位モデルとかは
僕の器が伴うまで使うべきではないな、
という気持ちがありまして・・・。
というか、この歳になって
これを使うタマじゃないという自分の甲斐性は
泣けてくるんですがね・・・(笑)

あと、プラチナのやつは
低価格のものでなければ、
ペン先が乾かないキャップの構造になっていて、
毎日使うわけではない使い方だと
これが非常に評価の高いポイントになるんです。

ああ、また万年筆沼に
一つ深く沈んでしまった・・・。

エルバンの「ナイトブルー」というインク。
愛用しております。