近況。
最近はアルバムのための新曲を作っていますが、
それを公開するまでには至らず、
かと言って、こういうご時世もあって
ライブも無い（もう、ずっと無いかも・・・）
という訳なので、
スタジオでアコギの弾き語り動画でも撮って
アップしようかなと思って準備をしてたんです。
けれど名古屋、
またコロナの波が来やがりまして、
スタジオに行くのをやめています。
まあ、一人だからいいのかもしれないけれど、
入れば何時間もスタジオの中にいる訳だし、
万が一、先客が感染していて
その飛沫が残っていたりしても、ちょっと勘弁。
ほら、最近のバージョンのコロナって
若い人が感染して症状もないまま広めてしまうという
傾向があるみたいだし。
もちろん、今の状況ではそれも不可抗力だと思うけれど、
やはり、そういうのも考えて
自衛すべきだと思うのです。
かと言って、
家で弾き語りというのは
ちょっとマンションなので自粛したいし。
アコギに歌にと大きな音のものだ
二つとなると、防音対策をしてある部屋であっても
流石にちょっと騒音になるなと思うんです。
御行儀の良さと音楽のエネルギーを
両立することが求めようとすると、
これがなかなか難しいね。
今まで、御行儀の悪い世界で
引っ掻き回すような方法論が
当たり前になっていて、
引っ掻き回せた奴がヒーローみたいな
価値観があって、
それが今、感染症の温床のように思われている。
ふっとい蝋燭を持ってないと火は消えるし、
火が付いてても、危険、迷惑と評価されたら
消さざるを得ない。
そんな世の中になってしまったけれど、
僕は淡々と、自分の音楽を作り続けています。
これってミュージシャンとしての
定義、アイデンティティとして
「いの一番」で必要なことだよな、と。
そして今、それが無理なく自然に出来ている
自分の置かれたこの状況には
感謝しかないなと思えます。