お野菜が甘すぎるんじゃぁぁ!!!

最近、何が気になるかって
野菜の甘さ。

まあ、今になって始まった話ではないのですけれど。

最初に「なんか、これ前より甘い?」と感じたのは、
もうかれこれ、小学生の頃だったでしょうか。
記憶が正しければ小学4年生の夏(本当かよ・・・)
トウモロコシが妙に甘くなった。
というか、正確には甘いのが出てきたと言うべきでしょうか。
僕が元々知っていたトウモロコシって、
そんなに甘いものではなかったのに??

トマトもニンジンも甘くなりやがって。
何でもかんでも甘けりゃ良いってもんじゃないだろ。
J-POPかよ!
あまりに甘いニンジンとかカレーに合わんぜよ!

おっと、取り乱して文章まで錯乱してしまったぜ。

さておき、
野菜に限らず、果物なんかでもそうですが、
スーパーなんかで並んでいると、
「糖度」が書かれていて、
品物のポップなんかでも甘さを売りにしてるんですよね。

健康のための野菜が、取りすぎて
糖分過多とかになるとしたら、
それこそ本末転倒な話だと思うのです。

まあ、売れるのだから仕方がないのだろうけれど、
売れるものを作るという姿勢は
かえって、人間の仕組みを歪めてしまうのではないでしょうか。

「ニンジン、ピーマン、不味い?
そりゃ不味いだろ。
でも体に良いから、薬だと思って黙って食え!」

と、ビシッと大人が言うことは
食育の基本の様な気がするんです。

甘い(美味しい)のだけが「命」じゃないんだ!と。
良いとこ取りだけの人生じゃ
壁に向かっていくガッツは育たんぜ。

また話が逸れ気味になってますが、
でも、こういう甘い作物は
人間の手の及ばない野生に出たら
生き延びられないと思う。
甘いから、他の動物に食い荒らされて絶滅するのがオチかも。

人は自然に対して、
征服することを前提の共生という考え方をしますが、
そうじゃない。
共生が前提の克服という順番で、
自然を理解しなければならない気がするのです。
それはすなわち、
次使う人のことを考えた
自然との向き合い方をした方でもあるのですから。

流石に地球は使い捨てできんでしょ。

とにかく、大きなことは言わんから
農作物をあんまり甘くせんでくれ・・・。
いつか米まで甘くなったら
ジャパニーズをグラデュエーションするわ・・・。


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