野良猫の運命

Je pense à ~
僕がウォーキングをする公園には、
野良猫がたくさんいます。
公園のサイクリングコースを
1周するだけで5~6匹の野良猫が、
うろうろしていたり、
眠っていたり、
いろいろです。
僕がウォーキングをしていて
気になるのは、
猫可愛さに
野良猫に餌を与えている
人がいるんですよね。
言っておきますが、
僕は犬より、断然に猫派です。
猫は大好きです。
ただ、猫アレルギーで
近づけないのが辛いのですが・・・(笑)
で、
その野良猫に餌を与えている人なのですが、
その人は野良猫に餌を与える
という事はどういう事なのか、
本当に分かっているのか
疑ってしまうのです。
猫ってもの凄く繁殖力が強い動物なんです。
ネズミ顔負けの繁殖力です。
野良猫が可愛いからと言って
野良猫に餌を与えて元気にしてしまうと、
猫はどんどん繁殖していき、
結局、最終的には
増え過ぎた野良猫を
保健所が捕獲をして
処分せざるを得なくなるのです。
猫はゴミではありません。
処分するのではなく、
殺すのです。
餌をやらずにほかっておけば、
猫の寿命も短くなり、
繁殖力も衰え、
屠殺される運命のもとに生まれた
野良猫の増加に
歯止めをかける事が出来るのです。
猫が可愛くて、
餌をあげたい気持ちは十分に理解できます。
だけど、めぐりめぐった
その結果である行き着く先は
屠殺、つまり殺生なのです。
その事を理解したうえで
野良猫に餌をやっているのでしょうか?
本当に猫の事を考えるのなら、
無責任に野良猫に
餌をあげないで欲しいのです。
目先の、自分のエゴから来る
「猫かわいさ」で、
簡単に餌をあげて欲しくないのです。
真に猫のその後を思うなら、
ほかっておいて欲しいのです。
ウォーキングをしていて
いつも思う事でした。