13年分の涙

ちょっと探し物があって、
クローゼットの中を
ごそごそと漁ってたんですよ。
そしたらこんな写真がでてきた・・・。

ti+dee
時は1994年。
もう14年も前になります。
僕のとってるポーズからして、
多分地元(名古屋)でワンマンライブを
やった時の、
ギターソロ
(曲の間奏のソロじゃなくて、パフォーマンスとしてのソロね)の
時の写真と思われます。
僕が、その日ライブをやってた時に生まれた子は、
もう中学2年生なんですね・・・。
中学生にもなれば、VKに
興味を持つ子も出てくるでしょう。
このブログを読んでいる方の中にも
14歳の方がいるかもしれません。
もし14歳の「あなた」がいたとしたら、
これだけは言っておきます。
あなたが生まれた頃、
僕はもうこんな格好して
バンド活動してました・・・。
そりゃ、エイジレス志向を唱える
気持ちも分かるでしょ?(笑)
今日、ちょうど↑の頃に
お世話になっていたライブハウスに
電話をかけて、
「デモを聴いてください」と
アポイントを取りました。
明日1軒行って、
週末にももう1軒挨拶をしてくるつもりです。
長かった。
必要な経験であった事は分かってても、
ライブのある生活から
身を引いて13年・・・。
それは僕にとって
ぼろぼろの13年でした。
存在意義を否定され
ひきこもり、
腸の切除手術をを2度行ない、
あげくの果てには
精神までイカれてしまった僕の13年。
それでも這いつくばって、
なんとか生きながらえてきた・・・。
この必然の13年という
時間を経て、今日
ようやく僕は元いたところに帰る、
その最初の一歩を踏み出したんです。
僕の中で13年間止まったままだった
時計の秒針がようやく動き始めました。
仲良しブロガーのPさんは
気を効かせて、
好きなアーティストの欄に
僕の名前を書いてくれているけれど、
これからは、僕自身の力で
自然発生的に他のブロガーさんのルームの
好きなアーティスト欄に
僕の名前がのぼるようになったり、
○月○日、鮎沢郁弥のライブ参戦とか
書かれるような、
そんなアーティストになることを
目標にして
がんばって活動していきたいと思うので、
お嫌でなければ、
僕のこれからの行く末を
遠くからで良いので
見守っていて欲しいです。
よろしくお願いいたします。
なんかこの時のバンドを解散してから
今までの自分を振り返ったら、
涙が出てきましたわ・・・(涙)
誰も言ってくれる人はいないだろうから
僕が自分自身に言いたいと思います。

「この13年、いくつもの辛い経験をして
それでも生きて、よく耐え抜いた!!」

と。
今日、自分を褒めてやろうと思います。
平凡な人生を送る人の13年と
僕の体験してきた13年じゃ、
重みが違うんだと。
今夜は13年分の涙で
枕を濡らしながら寝ようかな・・・。