Angelfish – Angelfish

過去に僕のブログに出てきた
アーティストのアルバムを、
「今日の1枚」という
コーナーが出来たという事で
改めてレビューしたいと思います。
前回はミレーヌ・ファルメールでしたが
今回はこれ。
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(夏のカケラ)-angelfish
「Angelfish」というバンドです。
この「Angelfish」の
プロモーションビデオを見た
ニルバーナのプロデューサーが
ボーカルの
シャーリー・マンソンに惚れ込み
「ガービッジ」というバンドを作ったのは
有名な話です。
そういう意味ではこの「Angelfish」、
伝説的なバンドなのかも知れませんね。
音はどんな音かというと、
時代的にもグランジ、ガレージサウンド
全盛の頃のバンドなので、
やはりバンドの音もそんな感じです。
ただ一つ抜きん出ているなと思うのは
やはり、シャーリー・マンソンという
女性ボーカルの存在。
もともと
男臭くてなんぼの
グランジサウンドにあって、
女性ボーカルが
グラマラスに唄うそのサウンドは
当時は確かに斬新だったろうと思います。
しかしながら、
今聴いても新鮮かというと
そうではなく、
「まあ、当時(15~6年前)の音だよね」
で評価が終ってしまうところが、
ただのグランジバンドと、
名うてのプロデューサー集団「ガービッジ」との
差かななんて思います。
ただ、「Angelfish」(1枚しかアルバムは出ていません)を
聴いたあと、
ガービッジの1stアルバムを聴くなら
繋がるものがあると感じますね。