Sting – If On a Winter’s Night

『If on a Winter’s Night』
(邦題:ウインターズ・ナイト)は、
スティングが
ドイツのクラシックレーベルから
作品を出していた頃のアルバムです。

Amazonで検索すると、
カテゴリー的に「クリスマスもの」の扱いとして
カテゴライズされていたりします。

クリスマス向けの楽曲も収められてはいますが、
日本人がイメージするところの
いわゆる「ベタなクリスマスソング」
というものは収録されてはおらず(多分・・・)、
もう少し広い意味で
タイトル通りの「冬の歌」を集めた
カバーアルバムです。

アレンジは、主に「ケルトミュージック」に
属するものだと思います。

いやね、やっぱり
クリスマスとケルトミュージックというのは
相性がいいですね。
文化的な背景も相まってか。

この作品を聴くと、
スティングが、「聖」スティングに
思えてくるのは、
やはりスティングというアーティストの
力に他ならないのでしょう。

まあ僕的には
クリスマスといえば、
「ああ、昔そんなのあったよね」的な
認識にまで堕ちてしまっていますが、
日本人が感じるところの
大晦日から年越しにかけての
一度襟元を正したくなるような
敬虔な面持ちというものは、
まだクリスマスの中に
感じられています。

というか、
商業的な旗印をつけてしまうから
安く下品なものになってしまうのだと思うのです。
特に日本人がキリスト教の催事を扱うと
もれなく、何でもかんでも・・・(笑)

そんなんじゃねーんだよ。
心曇らしてんじゃねーよ。
って感じで・・・(笑)

おっとっと。
歳をとると乱痴気と波長が合わなくなるんですわ(笑)

↓「The Hounds of Winter」