好きな人か?惹かれる人か?

ニュース記事などで
本当に頻繁に目にするネタですが、
例えば
「結婚相手の条件」だとか
「理想の恋人とは」みたいな、
条件としてこういう人が良いという
アンケートをとったものがあります。

僕自身というのは、
絶対にこういう条件から外れてしまう
立場の人間ですから、
こういう事を言うと負け犬の遠吠えみたいにも
聞こえてしまいそうですが、
僕が思うに、
それが結婚相手だとか、恋人だとか
そういうパートナーに求める条件として
具体的にいろいろな条件を挙げ連ねているうちは、
少なくとも、その時、その段階に限ってみても、
「人を好きになっていない状態」なのだろうなと思うのです。

本当に心の交流をする事の出来るような
繋がりのある関係を持つ時というのは、
そういう条件のような「理性的」な部分の次元を
簡単に超えた、心の深い部分で
何かが弾ける、あるいは何かが閃く、
または何かが生まれるものだと思います。

最もこの辺りの思考パターンというのは
男性と女性では全く違いますが、
最低限、男性である僕の
個人的な経験則から言うなら、
好みのタイプの人と
惹かれるタイプは必ずしも同じではありません。

むしろ惹かれる人というのは、
今までの自分の好みのタイプとして
認識していたそれを、完全に打ち砕くような
そういう人である事も
しばしばです。

好みのタイプというのは、
冒頭で言ったような
いわゆる「理想のパートナー」という
条件なのだと思います。

ここで比較しているうちは
実は別にそれほど深く想っているわけではないのかも知れません。

しかし惹かれるタイプとなると話は別です。

これは完全に理性を凌駕します。

無条件に、その人と
心のすべてをシェアしたいと切望するような、
またはあるいは、
あまりにその人が
自分の心の中まで浸透して、
一つになりたい(性的な意味ではなくて)と
願ってしまう状態。

これを惹かれるという状態だと思うのです。

本当に人を好きになった時というのは、
自分の心の中のこういう部分の琴線を震わせるのだと思うのです。

男性というのはこういうところは単純ですから、
だから好きだ!で完結してしまうのでしょうが、
きっと女性というのは
こういうところはシビアで、
惹かれる人とはまた別に
結局、選ぶ人は条件に適った
理性的に選定した人と一緒になるのだろうなと思います。

異論ある?(笑)

でも、選定ばかりしていても
売れ残っちゃうんですよね。
だから妥協も必要なのでしょうが、
妥協で選んだ人と
一生添い遂げられるものなのでしょうか。

妥協で決めた人との間に、
心の交流は存在するのでしょうか。

不満足な鬱憤は
こっそり浮気でまかないます、と言うのなら
まあそれも良いかも知れませんが、
何かどこかそれは
愛を選ぶ生き方をしていないような気がします。

熟年離婚とかというのは、
まさに妥協した人と添い遂げた
最後の成れの果てのような気がするのです。

確かに、愛を選ぶ生き方をしたところで
お腹は膨れないし、
毎月スマホの料金はきっちり口座から引き落とされるわけで、
そういうのはロマンとして割り切られるのなら
それはそれで良いのかも知れませんが、
僕は男性だし、
そういう人生は耐えられないな。


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