大容量iPhoneは出ないかもしれない?

iPhone(iPodでもそうですが)を

ヘビーに使いこなすようになると、
特に音楽、映像コンテンツも丸っと持ち歩きたいと考えると、
64GBでも、あ〜数年後には容量がいっぱいになるかもと
ふと頭をよぎるようになってきます。

そこで望まれるのが128GBのiPhone、iPod
という事になるのでしょうが、
このたび日本でiTunes Matchが始まって
その概要を「日本語」でちゃんと読んで理解出来るようになって、
金輪際とまでは言わないまでも、
この先数年は128GBの容量のものは
出ないかも知れないと思いました。

iPod touch、iPhoneの場合、
その容量は最高で64GBまでです。
ハードディスクベースのiPod classicは160GBですが、
もう5年もアップデートされずに放置されているので、
これに関しては例外と言っても良いでしょう。

まず容量だけでカテゴライズするなら
128GBというのは2014年現在
MacBook Airのエントリーモデルの容量にかぶってきますし、
Appleの商品構成のコンセプトを考えると
MacBook Airを上回る
iPhone(iPodもですが)、iPadは出るとも考えにくいです。

そうは言っても、ユーザーのコンテンツライブラリは
どんどん増えていくのは必至で、
では有限の逼迫していく容量を
どこへ逃がすかという問題が出てきます。

なるほど、そこでiTunes Matchという事なのか。

Appleのホームページなどで
これの概要は
見てもらえば分かるので割愛しますが
早い話がiTunes Matchというサービスは、
音楽とかビデオを
iPodとかに入れておくとだんだん空きが無くなってくるよね?
You、そのライブラリ、容量オーバーになっても
我が社(Apple)のクラウドに
年額¥3980で、君のコレクションを
いくらでも(実際は限りはありますが)置いてあげるよ、
というサービス。

実にAppleらしいえげつないサービスですね。

大容量のiPhoneとかを製造して売るより、
クラウド上のストレージを有料で貸した方が
効率よく、また利率も格段にいいですからね。

まだiTunes Matchのサービス自体が
世界各国どこでもというわけではないので、
完全無欠の集金システムにはならないかもしれませんが、
Apple的にはデバイスの容量は今くらいで抑えておいて
ユーザーの容量不足分は
有料のクラウドに逃がす、
という狙いが元々あるのなら
それこそApple的には128GBのiPhone、iPodを
出したら負けになると思います。

本当に僕の読み通りなら
えげつないけど、とても良く出来た商法だと思います。

ところで、では僕はこのサービスを使いたいかと言えば
今のところは使う予定は無いですね。
現在iPhone4s 64GBが電話引退してiPodになっていますが、
これがいっぱいになっても、
iTunes Matchのお世話にはならない気がします。

僕自身、うちの音楽ライブラリ全部を
持ち歩きたいと言う欲求が無くなってしまったのもありますが、
結局外でも聴きたい音楽というのは
なんだかんだで限られてきますし、
実際今使っているiPhone5sも
これは聴きたいというアーティストやアルバム、プレイリストを
手動で選んで入れているし、
常にデバイスに入っていなくても構わないような
流動性の高い作品、楽曲に関しては
スマートプレイリストで対応できますし、
そう考えるとますます、わざわざお金を出してまで
自分のライブラリをクラウドに置く必要も無いのかなとも思います。

だって、今この曲、アルバムを聴かなきゃ死んじゃう!
でも、今出先でiPhoneにそれが入っていない!死ぬ〜!
なんて状況はまずもってないですし、
そもそもiTunesだけが聴く手段でもない。

まあしかし、
シチュエーションと言うものは
日々変化していくものなので、
iTunes Matchを使う必然性が出てくれば
それでも頑に使わないというつもりも無いですけど。

それに僕のように
自分の作った曲のスケッチなんかが
iTunesネイティブのクラウドで共有できるのは
ちょっと便利かなとも思ったりもします。


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