虹を掴め

初夏。
日差しのまぶしい季節。
光の粒がさんさんと降り注いで
命の息吹を振りまいている。
この光景こそ、
僕、鮎沢郁弥(元Lalah Luminoux)が
音として表現したかった事。
まあ、それはどうでもいい事として・・・。
ふと、以前目にした
こんな時期のとある光景を思い出した。
噴水から吹き出る水しぶきに光が乱反射し
虹ができているのを、
3歳くらいの小さな子供が珍しがって
捕まえようとしていたのだ。
もちろん捕まえられるはずがない。
でも、その子供は一生懸命
目の前に映し出された七色の光のプリズムを
掴もうとしている。
僕はそこを通りかかっただけだったが、
なんとも愛らしい光景だった。
僕ら人間も、
必死になって見果てぬ夢を
掴もうとしては掴み損ない、
それでもまだ諦めようとせず
何度も、何度も手を伸ばす。
もしも神様がいるのなら、
そんな僕らの姿を見て
愛らしく思ってくれるのだろうかな?


“虹を掴め” への2件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    このブログなんだかそのまんまわかる感じです。神様は私たちのそんな姿を微笑ましく思ってくれていると思うな。
    ところで、Yorozooいよいよつながらないね。避難所にいって私も投稿したんだけど、どうしてもエラーが出て投稿できなかったので、ここで・・・つながらなくなったのがアメリカの12時(ちょうど30日になったところ)・・・なんかちょっと皮肉。

コメントを残す