ダイエットという名のイベント

Two of Wands・・・
以前から何度もお伝えしているように、
僕は今、
抗鬱剤の副作用で
体重が10kg以上も増えてしまい、
目下、ダイエット中なのです。
考えてみれば、
僕は昔から、いわゆる
ガリガリの体型でした。
ダイエットとは縁のないどころか、
「もっと太れ」、
そう言われる事の方が
多かったように思います。
それ故に、
今の僕の体重が
ダイエットをしなければならないほどに、
こんなに増えてしまった事は、
生まれて始めての事なのです。
でも、僕はこの現実を
ネガティブには捉えてはいません。
むしろポジティブに捉えている、
そういっても過言ではありません。
人間、
母親の胎内から生まれでて、
年を重ね、
やがてその寿命尽きるその瞬間までの
その「生きている期間」に、
どれだけの現実を体験したか、
どれだけの感情を思い知ったか、
そこにその人の人生の
価値や重み、味が顕われてくると思うのです。
そして、一生のうち
どれだけたくさんの、
そう、それは
楽しい事や、喜ばしい事、
それどころか
悲しい事や、辛い事も、
すべては「体験」するために
全てを受け入れて、
どこまで味わうことができたか、
その一点において
人の一生の意味合いが
決まるのではないでしょうか。
楽しみも、歓びも、
悲しみも、ときには怒りさえ、
全てがこの世に生まれ堕ちる前から、
それらを体験し、
その何たるやを思い知るために、
あらかじめ自分が用意していた
カリキュラムだと思えば、
人生で時おり押し寄せる
苦しい荒波さえも、
受け入れ、
それどころか、時には余裕すら浮かべて
乗り切っていけるのではないでしょうか。
そう。
僕たちは
この世のあらゆる事を
森羅万象、全ての事を
思い知り、味わうために
この世に生まれでた、
そう思えるのです。
だから、
僕のダイエットも
あらかじめ必要な
人生のカリキュラムだったのでしょう・・・(笑)