DocomoにとってiPhoneはもはや毒林檎でしかない

スマホの話。

今までも幾度となく
「今度は本当か?」と
取りざたされてきた
DocomoのiPhone。

Docomo、Apple双方の会社の体質からして
いろいろ
契約面で折り合いがついていない
状況を鑑みると、
どちらかが何かしら折れないと
永遠に平行線のままだと思います。

そして恐らくやがて折れるとすれば
折れるのはAppleの方・・・。

結論から言えば
もうDocomoはiPhoneを出す必要が無いと感じます。
完全にiPhoneの商機を逸してしまった。
そしてiPhoneのブームは「4s」が頂点で
今後は斜陽期へと入っていく気がします。

iPhone熱が終息しつつある中で、
あえてわざわざ
Appleの無茶苦茶な販売ノルマを飲んでまで
これを売る必要ないでしょう。

もうすでにiPhoneが欲しい人は
他の2社へとっくに転出しているし、
iPhoneが「要る人」と「要らない人」の
選別は済んでいるわけですから、
過半数を超える「要らない人」に向けた
スマホを今まで通り売っていれば良いのだと思うのです。

確かにiPhone目当てでDocomoから出て行った人は
多かったかもしれませんが、
ブームが過ぎればDocomoに戻ってくる人も多いでしょう。

それにDocomoまでiPhoneを出してしまったら、
MNPの乗り換え割的なデフレーションが
さらに加熱して、iPhone過当競争地獄に陥ってしまう。

まあ、それは直接的に消費者には
メリットがあるように見えますが、
安さ先行で通話、通信の品質が落ちてしまっては
本末転倒なわけです。

どう考えても、
DocomoがiPhoneを出す事を考えた時、
Docomoがお客を呼び戻す
一時的なカンフル剤となり得るかもしれませんが、
長期的に見ると絶対に
今のDocomoにとってiPhoneに旨味はないと思うのです。

流行に乗って通信会社をころころ渡り歩く客層は、
それがたとえiPhoneでなくても
流動的であり続けるでしょう。
固定は出来ない。

それを踏まえて今までDocomoが
一人勝ち過ぎただけで、
今回のiPhoneがその是正というか、
通信会社のシェアのバランスが
均等になるような方向付けをして、
市場をより健全で公正なものに
ひとつ近づいたのでしょう。

日本には大手の携帯電話の会社が3社あるわけで、
それぞれがだいたいシェア30%で
残りの10%を切磋琢磨して取り合う
くらいの方が健全だと思うし、
インフラの負荷という観点から見ても
それが一番理想なような気がします。

ただどうも・・・、
ふと僕は思うのです。

もしかすると日本人は
無類のiPhone好きかもしれない・・・。

ここをDocomoはどう捉えているのかが興味があります。

ちなみに僕は
今度の「5s」組みです(笑)

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