解説『リバーラン』

さて、楽曲解説2回目は
「リバーランです」。
この曲は要注目です。
今はそれ以上の事は言えないし、
言わないままで終わる可能性も高いです。
意味深でスミマセン・・・。
まあ、それはさておいても
僕にとってこの曲は
多分、1番
思い入れのある曲だと思います。
なんせ、鮎沢郁弥としては
初の曲ですし、
曲は僕が精神病を患う直前に
作った曲ですし、
そして、それに詞を充てたのは
ようやく精神病が落ち着きはじめた頃。
精神が壊れるギリギリのところで
悩みに悩み、そして
最終的に『人生とは』という
哲学にぶち当たり、
そこで悟った、僕の人生観そのままを
詞にして充てた曲なんです。
悲しくなるくらい、
するすると言葉が出てきました。
どんどんとメロディーに
驚くほどにぴったりと
言葉数ではまっていったんです。
その出て来た全ての言葉は
僕の心、いや魂のど真ん中から
湧き出た言葉で、
僕自身に託され、そして
広く高く飛ばして
あげなければならない曲だと
直感的に思いました。
と同時に、僕に託された曲の全てが
高く遠くへと羽ばたかせる為に
神様から預かった曲なのだと
気づかせてくれた曲です。
またこの曲は以前、僕が
ラジオに出演させて頂いたとき、
鮎沢郁弥の曲のなかで
初めて公共の電波に乗った曲でもあります。
関係者さんの話によると、
僕のラジオ出演後、
ラジオ放送でDJの方が
MCをしているバックに、
この「リバーラン」を4回ほど
流して頂き、
そして今、先陣をきって
本当に高く遠くに飛んでいきそうな
そんな曲なんです。
まあ、飛ばないかもしれませんけど・・・(笑)
人生ってね、
カッコ良いとか、カッコ悪いとかじゃなくて
ただ日々の瞬間、瞬間に起こる事を
いかに、肯定的に
「自分自身」を受け入れられるかの方が
だんぜん大事であることであるって、
真の狂気の中で悟らされた曲なんです。
たとえ今、道に迷おうとも
天国は自分が思っているほど以上に、
いや、以上どころか
とてつもなく無限に広がっているものだから、
いつかは結局、必ず辿り着けるものなんですよね。
無数にある道のりの
どんな道を通っても、
最後には天国に辿り着けるんですよね。
その哲学を伝える為に、
僕が神様から預かり託された曲です。
日々の生活の中で、
全てが閉ざされたと思える時にこそ、
この歌に込められたメッセージを
思い起こして欲しいのです。
きっと心に背負った重いものが
次第に軽くなっていくのが
分かると思います。
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ひとひらの木の葉が川に舞い降りて
波紋の汽笛を描き出す
雲を掴むような旅路と人は云う
船出は見果てぬ海原へ

ゆらら ゆらら 漕ぎ出したなら
ただ身を任せ行き着く場所へ
Silver sun, Silver sun 枝垂れ注ぐ陽射しに
抱かれて 流されて ゆららら

何が悪いとか 誰のせいだとか
比べては嘆きの繰り返し
思い知る弱さに うちひしがれたら
川の行く先を見てごらん

ゆらら ゆらら 流されたなら
岩に打たれて砕け散っても
Comes around, Comes around また流れに還って
何もかも 元どおり ゆららら

Never land, Never land 静かの河は
夕陽に照らされ母なる海へ
River run, River run 必ずつながり流れ
波となり砂浜に描くでしょう

はじまりの小舟の港を

River run, River run ゆらりゆららら・・・
River run, River run, that comes around.
ただ流れに任せ ゆららら