抱きなさい。
その胸に大きな志を。
その胸に切なる想いを。
その胸に熱き情熱を。
それらこそ、
人が生きる原動力そのものなのです。
そしてそれら想いは、
生きる歓びに集約されてゆきます。
つまり、
志すものがあるからこそ、
胸に切なさを秘めているからこそ、
たぎる情熱を宿しているからこそ、
生きている事は
悦びに満ちているのです。
そうした
「生きる歓び」を持たない人生など
死んだ人生です。
人は
「生きた人生」を生きる義務があります。
なぜなら、
歓びを表現する事こそが
人生に於いて
もっとも尊い事であり、
その為に生きているし、
存在もしているのです。
存在自体が「歓び」
でない人生こそ、
死んだ人生なのです。
そして、そうした
様々な形をした
「歓び」を胸に抱いて
生きていく事こそ、
真に人生を生きたと
言えるのではないでしょうか。