心の悲鳴

もう皆さんもご存知のように、
僕は心を病んでいます。
精神科に通っています。
僕が精神科の門を叩く直前くらいに
頻繁に見た夢の話をしたいと思います。
今思うと、
その夢たちは僕の精神が病んでいくのを
警告するサインだったように思えるのです。
多分、皆さんもそうだとは思いますが
僕の夢にも、
ある一定のパターンがあります。
僕の場合は4パターンくらいでしょうか。
そのうちの1つのパターンは、
精神が病むサインというより
もっと僕の深層心理の
根深い部分から来ているように思えるので、
病んだ精神からの
メッセージというのとは
ちょっと違うかなと考えています。
その夢の話しは、
そのうち機会があればお話ししたいと思います。
今日のお話は、
僕が精神科に通うようになる直前に見た、
思うにきっと病んだ心の
メッセージだったのだろうと思う、
残りの3パターンの夢のお話です。
まずパターン1・・・。
・・・、
僕は車を運転しています。
どんどんスピードが上がっていきます。
ブレーキも利きません。
他の車を猛スピードで追い抜いていきます。
あまりにスピードが速くなったので、
他の車を避けるのに必死になっています。
それでもさらに僕の運転する車の
スピードは上がり続けます。
最後には僕自身、
そのスピードについていけなくなり、
他の車を避けきれずぶつかる!!
といった瞬間に目を覚ます・・・。
そんな夢。
つぎにパターン2・・・。
・・・、
僕は自転車に乗っています。
自転車に乗って自宅に帰ろうとしているのです。
自転車をどれだけこいでも
のろのろと亀の歩みほどのスピードしか出ません。
それで僕は力一杯に、
一生懸命自転車のペダルをこぎます。
必死に、必死に自転車をこぎます。
ちっとも前に進まず、
もがき苦しんでいる時、
ようやく目を覚ます・・・。
最後にパターン3・・・。
・・・、
僕の体がふわっと浮かんで
空に向かって飛んでいきます。
上へ上へとどんどん上っていきます。
眼下に広がる景色は、
標高が何千メートルもある山頂から眺める
景色のように地上にある構造物が
どんどん小さくなり、離れていきます。
余りに高いところに浮かんでいる事に気付いた僕は、
今度は落ちるかもしれないと恐怖を覚えます。
そのとたん、
地上に向かって猛スピードで
真っ逆さまに墜落していき・・・、
そこで目を覚ます・・・。
と、まあざっと3つのパターンの夢を
お話ししてみたわけだけれど、
僕が精神科に通い出して
本格的に治療を受けるようになってから、
これらの夢は見てません。
というか、薬のお陰で
深く眠れるようになったので、
目を覚ましてからもはっきり覚えているような
そんな夢は見なくなりました。
思うに多分、これらの夢は
僕の壊れていく心の悲鳴が夢となって
投影されていたんじゃないかと思うのです。
みなさんも、
こんな夢を続けて見るようになったら
気をつけた方が良いかもしれませんよ。
もしかしたらその夢、
心の悲鳴かもしれませんから・・・。
ちなみに余談ですが、
僕、夢の中で「あ、これ夢だ」と思って
自分で思うように
コントロール出来ることがままあるのですが、
これって誰もがそうなのかな?