今日の1枚<番外編>:カイルの森

今日の1枚は
番外編ということで、
ちょっと趣向を変えて
とある本を紹介したいと思います。
銀色夏生さんの
「カイルの森」という本です。
実は僕、銀色夏生さんの
大ファンなんです。
自分の書く詞にも
言葉の使い方とか
比喩だとかの言い回しとか、
もの凄く影響受けてます。
さて、
銀色夏生さんといえば詩人なわけですが、
普通の小説も書いてます。
普通のと言ってもちょっと
ニュアンスが違うかな。
とりあえずこの「カイルの森」は
サンテグジュペリの
「星の王子様」的な
一見して童話の様で
実はとても深い
人生哲学が根底に流れている、
そんな本です。
詩人がかいた小説だけあって、
文章の合間合間に
いかにも「銀色夏生」!みたいな
詩も盛り込まれてていて、
僕のような銀色夏生ファンには
なかなかデリシャスな本でした。
しばらく銀色夏生さんの
詩集は読んでなかったけど、
僕の知らない詩集も
知らないうちに出てるので
これを機会にまた
銀色夏生ワールドを堪能しようかな♪
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(夏のカケラ)