先週の記事、「心の悲鳴」の中で
僕がよく見る夢のパターンが四つあって、
そのうちの三つは
僕の心が病んでいくのを知らせる
警告だったのではないか、
そんなお話をしました。
四つのパターンの夢、
残りの一つについても
お話ししておこうかと思います。
その夢は、
そんなに頻繁に見る夢
という訳ではないのですが、
何年かに一回は
似たようなシチュエーションで
必ず見る、そんな夢なのです。
その夢とは・・・。
僕は、そこがどこなのか分からない
部屋にいます。
どこからかお経のような
人の声がうねりとなって聞こえてきます。
そのお経というのは
日本の仏教のお経じゃなくて、
どちらかといえば、
アラブ文化のコーランのような
お経です。
そしてその部屋の中は
お香の匂いがむせ返るように
むんむんと匂ってきます。
よく輸入雑貨屋さんに置いてあるような、
インドネシアとかタイとかから
輸入してきたような、
あんなような、お香の香りです。
その夢の中の部屋で、
僕は知っているのです。
この後に僕の身に何が起こるのかを。
そう。
殺されるのです。
正確に言うなら、生き埋めにされるのです。
そして夢の中の僕は、
そうなる運命を受け入れているのです。
そうこうしているうちに、
正にインド人のような
茶褐色の肌の色をして、
彫りの深い顔立ちの
何人かの男性が
僕のいる、むせ返るような
お香の匂いで満たされた
部屋に入ってきます。
彼らは僕を
土を掘った穴の中に放り込みます。
そして土を上からかけて
僕を埋めようとするのです。
土の中で息が出来ず、
窒息しそうな恐怖に堪えきれなくなり・・・、
そこで目を覚まします。
こういう何年かに一度見るせいなのか、
それとも、
もし前世という物があるのなら、
その前世で僕の身の上に起きた
出来事の記憶のせいなのか？
そういう訳なので、
街で正に茶褐色の肌の色をした
彫りの深い顔をした
インド系の人を見かけたり、
輸入雑貨屋さんに置いてある
お香の匂いを嗅いだりすると、
心臓がばくばくと激しくなり、
ほんの軽くではありますが
パニック発作っぽい症状が顕われるんです。
この夢は僕に
何を伝えようとしているのでしょうか？
いや、
もし前世という物があるというのなら、
それは過去に実際に経験した
記憶なのでしょうか？
僕は未だに
この夢の言わんとしている
真意を理解できずにいます。
どなたか、
この夢の意味分かりますか？