求美心

XI. Justice・・・
僕がもし音楽に出会ってなかったら
もしかすると、美容師になってたかもしれない。
以前やってた所のブログで
こんなことを書いた事がありました。
好きなんですよね。
ヘアメイクやフェイシャルメイクが。
だから僕は、ブログやサイトに掲載する
自分の写真ではメイクもするし、髪の毛もいじってます。
そこらへんの新米美容師くらいのレベルだったら、
それ以上に
うまくやってのける自信もあります。
客観的に、端から見れば
単なるヴィジュアル系の人のように
見えてしまうのだろうけど、
僕の中ではヴィジュアル系のそれとは
思っていません。
そもそも、だいたい、
僕の音楽性自体
ヴィジュアル系じゃないでしょ?
メイクだって、
ヴィジュアル系のメイク法とは違いますよ。
僕がメイクをするのは、
僕が考える美意識としての身だしなみです。
男が身だしなみとして
化粧したっていいじゃないですか。
いや、可能ならするべきだとさえ思います。
必然性があれば
スカートだって履いても良いとさえ思ってます。
断っておきますが、
別に僕に女装の趣味があるわけではないし、
まして、
ホモセクシュアルやバイセクシュアルでもありません。
立派な男です。
ただ美しくありたい。
それだけの事。
老若男女バランスの取れた存在でありたい。
自分の魂というものを
目に見える形あるものとして
表現しようとすれば、
自然と老若男女バランスの取れた姿に
行き着いてしまうのです。
もういいじゃないですか。
男でも女でも、
若くても歳がいってても。
全ての中間でいたい・・・。
セックスレスで、エイジレス。
だけどそれこそが
「個」の魂の自然な在り方なのではないでしょうか。
だからこそ、
見た目はもちろんだけど、
それに伴ってもさらに余りあるほど
内面はさらに美しくありたいと思っているのです。
僕の発する言葉さえも美しくありたい。
とにかく、全てにおいて
美しくありたいのです。
ハリボテじゃない真の「美」を
とにかく追求したいだけなのです。
僕は信じています。
「美しいもの」には神様が宿るということを。
男が美を求める事は
女々しい事ですか?
いけないことですか?
「神様が宿るもの」を
具現化する事は悪徳なのですか?