No Gods No Masters – Garbage

先週6月11日に
Garbageの新しいアルバムがリリースされて、
早速、聴いたわけです。

僕はiTunesの方で購入して聴いたのですが、
CD版だと2枚組のエディションの方でした。
1枚目は新作、まるっと1枚で、
2枚目は前作から今作の間に作られた
他のアーティストとのコラボものを集めたもの、
という内容。

丸1日、ヘビロテした感想。

流石のGarbage品質。
1曲、1曲のクオリティは非常に高いと感じました。
初期(20年ほど前)のいわゆる
グランジとかガレージとか、
ああいう60s〜70sテイストの
ヴィンテージライクなサウンドというよりは、
割と80年代が前面に出た「ナウい(笑)」感じの耳触り。
まあ、MTV世代のオッサン、オバサンには
すんなり入ってくる音というか(笑)、
ニューウェーヴ・テイストあり。(ダークな方の)

しかし、アルバム全体として
最後まで飽きさせずに引っ張っていくためには
構成面で、ちょっと弱いかな?という気もしました。
言うなれば
いささかキャッチーさに乏しさを感じるというか?

しかし、彼らの歳を考えれば
そういうパワフルなフックというものは
望んではいけないのかもしれない、とも思えたり・・・。

でもまあこの辺りは完全に僕の主観でもあるし、
これまでのGabageのアルバムでも
思い返せばこんな感じだったかなとも思ったりします。

もしかしたらこれは、
僕がGarbageに求める及第点が
非常に高くなっている、ということもあると思いますし、
そうは言っても
やっぱりどこをどう切り取っても
やっぱりGarbageの音であることは間違いはありません。

Garbageのこれまでに出たアルバム全ての中で、
今回のアルバムに星をつけるとしたら、
5つ中、3くらいかな?
厳しすぎるかな?
これが3つなら、2枚目のアルバム『Version 2.0』は
2をつけなくてはならないと思うのだけれど??
まあ、若さ、フレッシュさは
『Version 2.0』の方が上だとは思うけれど、
けれどやっぱり、楽曲の1曲、1曲のクオリティは
全然、今回の方が高いわけで。
これは20年分の成長(老いでもある)なのかもしれません。
でも作品全体の組み立てで考えると
やっぱり3つ。

というか、1日ヘビロテ程度で
シッタカかよ!って話もあるわけで(笑)

まあ、Youtubeの方で全曲試聴できるので、
興味のある方はどうぞ。

個人的にはこの曲が好きなんだけれど。
昔のKilling Jokeを彷彿とさせる感じが。

けど、多分こっちがリード曲らしい。
というか、アルバムタイトル曲。
これも良い曲だ。


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