ジミー・ペイジ

ジミー・ペイジ。
レッド・ツェッペリンのギタリスト。

フランスのミッシェル・ポルナレフの
デビューシングルでギターを弾いていたそうな。

僕の個人的な感性から正直言うと、
ツェッペリンは、かったるい。
個人的にではあるけれど、眠くなる。

もしかすると、30年以上前(1980年代)
深夜にやっていたMTVの
深くいちばん眠くなる時間帯に、
1970年代あたりに流行ったバンドの映像を流す
時間枠があって、
そこでよくツェッペリン(あとイーグルスな)の
映像が流れていたことで、
刷り込みというか、条件反射で眠くなるのかもしれません・・・。

まあ、大抵寝てしまうので
最後のガンズアンドローゼスの『Sweet child o’mine』なぞ、
ついぞ放送で見たことなかったわ・・・。

実際に、Youtubeの公式の映像を見て、
このライブ映像から
ツェッペリンを知らない世代、あるいは層が
ツェッペリンスゲー!!となるかは疑問・・・(笑)

ジミー・ペイジもギターがちゃんと弾けないのは、
ギター(ストラップ)の位置をかなり低くして
弾いているからなんだぜ。
あと、悪魔と色々契約してたから(笑)

いや、まだ何も言うな。あえて貶した(笑)

さておき、
僕が初めて聴いた本場のハードロックと言ったら
ツェッペリンでして、
中学2年生くらいの頃に
『Presence』を聴いたのがファーストコンタクト。

流石にほとんど歌謡曲しか知らなかったような
クソガキにはハイブローすぎた(笑)
ただ、その時聴いた1曲目の
「Achilles Last Stand(邦題:アキレス最後の戦い)」の
なんか分からないけれど、凄そうなのだけはわかる、
みたいな原体験は残っていて、
大人になってからCDとかも買って聴き直したりとかしたのです。

けれど、かったるい・・・(笑)

いや、もうちょっと何も言うな。あえて貶した(笑)

さらに時は過ぎ、まさについ先月のこと。

ポイントが結構溜まっていたので
ツェッペリンの楽譜をポイントで買ったんです。
『Mothership』という、2019年現在最新のベスト盤の。

そこに中学生の頃に聴いた上述の
「アキレス最後の戦い」が載ってまして、
今、耳コピではなく
あえて楽譜主体でコピーして練習しているのです。

待たせたな。
結論から言うと、
ジミー・ペイジの偉大さを
彼のリフを弾くことで、ようやく深く理解できた気がします。

今どきの、ただ「音が低い」だけの
やっすい商業HR&HMのギターリフなんか
吹っ飛んでしまうほどの、
エッジの効いた攻撃的なリフ。

この「アキレス最後の戦い」は10分を超える大作で、
まあ今の時代に聴くと構成の面で荒い部分はあるのですが、
その演奏はさながら
ジャズのインプロビゼーションによる
駆け引きのような緊迫感を感じさせてくれます。
決して上手くはないのかもしれませんが
手に汗握る「名演」と言い切ってもいいと思います。

これが、まさに
ロックの殿堂に入ったバンドのギターリフ。

やっぱり、ツェッペリンはすげー!
となるわけです。

けれど、聴くと眠くなる。
けれど、弾くと目が覚める。
メリハリがちゃうわ(笑)

弾くか、

聴け!


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