アメリカンホスピタリティ

先日、iPad Proを買って
どうのこうの、という話を書いたのですが、
アップルストアで買ったんです。
名古屋ですから、栄のアップルストア。

はじめは
アップルのショップのサイトから
通販で購入するつもりで、
ポチポチと手続きをしていたのですが、
受け取り方法の選択の項目で、
後日での配送してもらうより、
当日の実店舗での取り置き扱いで
受け取ることができるようでしたので、
そちらを選択したのです。

流れで言うと、
クレジット決済で購入手続きをすると
購入手続きの確認のメールの後に
しばらくして送られてくる
(僕の場合、お昼前にポチったあと
お昼ご飯を食べているときに来ました)
準備完了のメールが来たら店に行き、
ストアの店員さんに声をかけて
そのメールとか、購入確認のページを見せると、
品物を持ってきてくれる、という段取りです。

個人的な印象としては、
お店で品物を買ったというより、
どちらかというと
美容院でカットの予約をして
時間が来てカットをして帰ってくるみたいな、
そういう感覚に近かったです(笑)

以前も、小物的なものを
実店舗のアップルストアで買ったことはあったのですが、
その時は現金の取引でした。
しかし、今回の買い物で思ったのは、
あそこ(アポスト)で何か買うのに
現金を使うのは、
「翔んで埼玉」の埼玉県民みたいな気分になる(笑)
事前に決済を済ませて、
さらっと買った品物を取りに行くと言う
ハイソサエティな方法じゃないと恥ずかしいと思った・・・。
お札を財布から出す自分が
なんか田舎者でもあるような
自虐的な妄想をかき立てさせられる気がしたりとか・・・。

いや、店員は気さくに接客しているのですけど、
完全に、僕の精神の中に染み付いている
ヴィレッジピーポーが
完全にコンプレックスに負けてしまうのです。
ナゴヤが臭ってないかとハラハラします。

ともあれ、
この購入から受け取りに至る流れは
映画「プラダを着た悪魔」的な言い方をするなら
メリル・ストリープにモノを言わせない
まさに「流氷のようなスムーズさ」で、
こう言うのがきっと
現代のアメリカの
ホスピタリティなのだろうな、と思ったりとか。
そう、なんと言うか
徹頭徹尾、合理的で無駄を省きつつ、
ツボを取りこぼすことを決して許さない
ディズニーランドに通じる「おもてなし」である気がします。

まあ、日本人にとって
それが良いのか悪いのかは判断がつきかねますけれど。

参考文献:


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