翔んで埼玉- 魔夜峰央

1年ちょっと前だったでしょうか(忘れた)

「『翔んで埼玉』という漫画が面白い」という
話を聞きまして。

四半世紀も前の漫画らしいのですが、
これを書いたのが
「パタリロ!!」の魔夜峰央氏の作品だそうで、
非常に気になっていたのです。

小学生の頃に読んだ漫画の中で
一番笑ったかもしれない漫画の作者です。
個人的には「パタリロ!!」より
「ラシャーヌ!」の方が好きでしたが。
と言うか、今年の正月に
アマゾンで昔のアニメの「パタリロ!」の映画
見とったわ♪
「スターダスト計画」

そんなこんなで、気になりつつも
とっくに忘れてしまっていたりとかで月日が過ぎ、
最近になってようやく、
この「翔んで埼玉」を読む機会を得ることができました。

まあ、僕がうだうだと概要を説明するよりも
検索してもらった方が早いので、
それについては語りませんが、
結論から言うとこれは本当に面白かった!
久しぶりに漫画で声を出して笑いました。
よく今まで埋もれていたもんだ、と思うくらいに。
映画化される(2019年公開だそうな)のも
分かる気がします。

魔夜峰央氏の最近の作品を読んだことがないので
あまり大きなことは言えないのですが、
この人のブラックジョークは
四半世紀経っても切れ味が抜群なのですが、
これ、今のご時世、つまり
リアルタイムで発表される作品の中では
問題視されかねない故に、
規制されて骨抜きなものになってしまう気がします。

あらゆる差別的表現を
重箱の隅まで目を光らせて監視し、糾弾する
昨今のご時世など、何処吹く風と言う
ロックさを感じます。

きょうびの「ゆとりロック」とか「じぇーぽっぷ」など
比較にならない、尖ったロック的な「笑い」

やっぱり毒は力を与えるカンフルだと思うのです。
何かにつけて。


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