ハロウィンで仮装して本性を晒す奴

あえて言おう。
ハロウィンいいぞ、もっとやれ(笑)
アナーキーに街を蹂躙跋扈しろ。
自衛隊が出動するまで徹底的にやれ(笑)
人間の灰汁をしこたま溜め込んで
阿鼻叫喚のうちに、こねくり回されて
濾し取られていく様を見てみたいわ!
徹底的に濾過されて浄化されてしまえ。

ハロウィンって「仮装」するとは言うけれど、
日本でやっているこの「もどき」イベントは
むしろ逆に平生抑圧している
「狂気じみた本性」をさらけ出して
解放しているようにしか思えません。
これが「商業の怖さ」なのかもしれません。
魔導ですよ、魔導。これが現実の魔導。

焚き付けておいて、同時に批判もする
メディアもクレイジーですが。

何かに「好きに化ける」ことを許される機会に
わざわざ居心地の悪いものに化けるわけはなく、
当然、自分の精神に同調したものに化けるわけで、
それはつまり、
獣に仮装する奴の精神は相応の獣だし、
幽霊になる奴に本当の居場所はないだろうし、
キャラクターに化ける奴は、そもそも
現実に存在しつつも、フィクションの世界の住人だし、
手癖、シモの癖の悪い奴は、普段からそういう奴。
まあ、そう言うことなのだろうと思うのです。

大切なこと(本性)は見えないところにある、とは
サンテクジュペリもよく上手いこと言ったものだ。

ここで勘のいい人は気づくかもしれません。

となれば最近、ヒトは大勢見かけても
人はとんと見かけないぞ、と(笑)

子供の頃、夏休みとかにやっていた
大映の妖怪映画を思い出しました。

1時間14分あたりかな。

百鬼夜行って奴ですな。
こっちの方が断然、可愛いけれど(笑)