1986

あ、そうそう。

一つネタになるお話がありました。

すっかり忘れていましたが、
今年でギターを始めて30年になります。

初めてステージに立ってからも30年になります。

中学生の頃、
この季節だと学校であるじゃないですか。
卒業生を送る会とか。

僕の言っていた中学校に当時、
なにやら謎の部活がありました。
名前は今ひとつ覚えていないのですが、
とにかく
「何か出し物をやる」部活です。

ちゃんと顧問の先生がいたというか、
そもそも、その顧問の先生が発案した部活だったと
記憶しているのですが、
「何か出し物をやる」という
あまりに漠然とした目的は、未だに謎です。

聞き覚えがあることを察するに、
どうも、例えば
キャンプに行った時とかに
何か余興の出し物をやったりするじゃないですか。
そういうものをする部活だった・・・、
う〜ん、やっぱり謎。

まあとにかく、
友達とその部活に駆り出されて、
その中の余興の一つで
当時、流行りかけていたバンドをやろう
という話になったのがきっかけです。

もともと、僕はギターなんて
弾いたことがなかったどころか、
どうやって音を出すのかも知りませんでした。
幼少期に少しだけピアノはやっていたので、
楽器というのは全部、
何かキーを押せば音が出るものと
思っていたのです。

実際、今でも販売されていますが
「カシオトーン」的なキーボード。
これとカセットレコーダーの
いわゆる「ダブルデッキ(二つついているやつです)」
のダビング機能を使って、
実は中学2年の頃から
すでに自宅で「多重録音」をして
音楽(の真似事)を作っていたんですよね。

そういう流れだったから、
てっきり自分は鍵盤でもやるのだろうと思ったのですが、
バンドをやることになったメンバーの中に
エレクトーンを幼少から継続して
何年もやっているような子がいて、
やる楽器がなくなったので
どうしたものかと思っていた時、
他のメンバーが
ギターを買ったと見せびらかして、
それにつられて
自分もお年玉で
初心者3点セットを買って始めたのが、
そもそもの始まりです。

初めてコピーしたのは
レベッカの「フレンズ」
ド定番(笑)

まあ、みんな最初は
ベタなところから普通は入るもんです。

そこから、30年続くとは思わなかったわ・・・(笑)

でもね、
なぜだか知りませんが
楽譜を見て覚えて、
つるっと弾けちゃったんですよ。
ギターソロも。
意外と簡単に。

今思えば
弾けたというほど、弾けてはいなかったのでしょうが、
当時、少なくとも僕も、
周りの人も、
弾けていると思っていた・・・はず(笑)

それに気を良くして
調子に乗ったまま30年来ちゃいました(笑)

バカは死ぬまで治らんね〜。


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