嘘だと思うなら自分の目で確かめたらいい

先週の記事で
「純粋な生命の原種と農作物、詩と音楽。
これ以上に価値のあるものを人類は作れなかった」
という、
とある漫画の一節を引用して
お話をしました。
それ故に
人類にとって有益なものを選り分けたら
それらが結果として残ったのだと。
あれからちょっと考えてみたのです。
フィクションである
漫画ではそう語られてはいたけれど、
実際、今の現実の世界にとって
人類に有益なものだけを残そうとしたら
何が残るのだろうかと。
僕の頭で思いつく
世界の「人の営みが成す」
ありとあらゆる物事について、
それが人類にとって
有益であるか、害悪であるか、
考えうる限りの物事を
その基準で評価してみたのです。
そうして残った物事の
原初、原点、根源へと突き止めていったら、
最終的に残ったものは
たった一つでした。
たった一つの営みでした。
ただ、そのことを語ると
捉え方によっては
怪しく、常軌を逸した考えと
思われる可能性もある事は
自身でも自覚はしています。
ただ僕は
冷静に客観的に
そして論理的に物事を
人にとって
ためになるものと
そうでないものを選り分けて、
残ったためになるものたちは
そもそも何によって
成り立ち、発現されるものか、
その根源を辿っただけです。
人にとって良薬となる
木の実を選り分けて
その皮を剥いて
種を取り出してみただけのこと。
結局、どう考えても
人にとって益となるものは
最終的に
「愛」
に帰結するのです。
「愛」の根ざしたものは育つ。
「愛」の欠落したものは滅ぶ。
実に単純な自然の摂理。
それはなぜかを
弁証する事も出来ますが
長くなるし、
下手に説明して
僕が何やら限定した思想に
誘導し洗脳しようとしていると
思われるのも不本意です。
なにより縁あって今、
この文章を読んでいる人にも
人に益をもたらすもの、
そしてそれに先立つ根本が
何なのかを
自分自身で考えて欲しかったりもするので、
敢えてなぜ
人類に有益なものは
「愛」ただ一つなのかは
説明しません。
もう一度いいますが、
僕は人を滅びの道に誘う物事を
消去法でとことん排除しただけです。
そして残ったものを
極限までシンプルに解釈しただけです。
そうしたら最終的に
そこに残るものは
「愛」しかなかったのです。
別に僕が何か
まがまがしいものに影響され、
心酔し、傾倒しているわけでもなければ、
現実逃避をしているわけではありません。
むしろこうした物言いで語られがちな
スピリチュアル、精神世界系の思想には
常々懐疑の目を向けています。
ただ純粋に現実を
とことんフラットに見たからこそ
それは導き出される答え。
人にとって
何が有益で
何が害毒か、
よく考えて選り分けていくと
そこに唯一全てに共通するものがあるはずです。
冷静に、そしてここは論理的に
考えてみて欲しいです。
それはいつも
そこにあります。
別に一度行ったら帰って来れない
道であるわけでもないし、
ましてや陥れる罠であるわけでもなし。
暇つぶしがてら
一度見に行って確認してきたら
いいと思います。