The Number Of The Beast

ゾンビ・アポカリプスという言葉を
ご存知でしょうか。
1週間ほど前、アメリカのネット上を
賑わせた言葉だそうで、
意味合いとしては
ゾンビが自分のエネルギーを求めて
人の血肉を求めてさまよい歩き出し、
それが世界の終末となる、
そんなニュアンスのものらしいです。
何故こんな言葉がアメリカのネット上を
駆け巡ったかというと、
アメリカで猟奇的な事件が
立て続けに起こった事で、
「これは世界の終わりだ」と
ネットの住民が騒ぎ出した
というのが真相のようです。
アメリカで起こった
その猟奇的な事件とは、
これがまた結構エグくて、
人を殺して細切れに切り刻み
その脳みそや心臓を食べた
だとか、
ホームレスの人を襲って
その顔を噛み切ったり
だとか、
極めつけは
自分の腹を切り裂いて
切った自分の腸を警官に投げつけた、
これに至っては
異常を通り越して
実話かどうかさえ
疑ってしまうような事件です。
またお隣のカナダでも
切断された人の手や足が
小包として送られてくるという
事件も起きたそうです。
学者によると
こうした猟奇的事件は
今も昔もたまに起きるものなのですが、
ニュースとしてのインパクトが強いだけに
人が目を引きやすくなっている
とは説明しています。
しかし、以前僕が言及した事がありましたが、
どうも同種の事件は
その内容を問わず連鎖しますよね。
奇しくも
アメリカでゾンビ・アポカリプスだと
騒がれているのをよそに、
日本でも
「人体を食す」イベントが開催されたと言います。
しかしまあ一度に
よくこれだけの異常な出来事が起こるものです。
人を喰らう鬼が世界中で
一斉蜂起したかのように。
こうしたニュースを見聞きして
まっ先に思い出すのが、
子供の頃に聞かされ恐怖に陥れた
地獄の世界。
お寺とかの資料館とかにも
保存されていたりしますよね、
地獄絵図って。
まさにあれが現実のものとなったという
印象を強く受けます。
人体っていくら鋭利な刃物でも
ちょっとやそっとじゃ
切れないらしいです。
それを切り刻むなど
よほどの執念が無いと出来ないのですよ。
ましてやそれを喰らうだとか。
自分の臓物を切り離して人に投げつけるだとか。
こういう事をする人は多分、
人の姿をした
何か別のものなのではないかと
思いたくもなります。
身体を探すと
獣の数字「666」が
どこかに刻印されているのだと
信じざるを得ません。
~ヨハネの黙示録13章18節より
ここに知恵が必要である。
思慮のあるものは獣の数字を解くがいい。
その数字とは人間をさすものである。
その数字は666である。

こういうのってヘヴィ系のロックで
ネタとしてよく使われたものですが、
もうネタがネタとして
通用しなくなってしまった時代なんですね。


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