今回ばかりは完全に、ロック終了だろ・・・

チャック・ベリーは知らなくとも、
この曲のイントロのギターのフレーズは
知らない人なんていないと思います。
(・・・、いや、若い人は真面目に知らないかも・・・)


この僕のブログの中で
僕は度々、
「ロックは死んだ」と言ってきました。

ロックというカルチャーを築いてきたヒーローたちが
ここ数年、年齢的なこともあるにしろ
次々と他界していく昨今です。

まあ、「ロックは死んだ」という
言葉自体はそれこそ、30年以上前から
言われてきたことではあるのですが、
今朝、ロックンロールの開祖ともいうべき
チャック・ベリーの訃報を聞いて
ああ、完全にロックという文化は
終焉したなと感じました。

とはいえ、
僕自身はチャック・ベリーのフォロワーではないし、
そもそも、彼の音楽に影響を受けた世代ではありません。
けれど、僕の音楽に影響を与えた人たちに
さらに影響を与えた世代というのは
ロックンロール黎明期のヒーローたちであり、
その中心にチャック・ベリーは存在しているのです。

どんな形であれ、
「ロック」をやっている、
そう自負するのであれば間違いなく皆、
チャック・ベリーの切り開いたフィールドにいる、
そう言って間違い無いと思います。

そういう、言わば「教祖にして原点」が逝去したのですから、
当然、ロックという音楽が
まさに節目を迎えているのだと思います。

これはおそらく、
僕自身にも言えることなのだと思うのですが、
正直な話、
日本人に「ロック」のメンタリティは
受け入れられないと思うし、
理解もされないと思うのです。

むしろそのメンタリティは、
今の日本人にとってはむしろ
「うざい」とか「キモい」それであり、
そう言われることを極端に嫌う国民性では
絶対に育たない文化であると感じます。

それに
なんだかんだ言って
日本人がロックをやるには
あまりに環境が「満たされすぎている」のです。
ふにゃふにゃのメンタリティでは
決して実践できないのがロックである気がします。

話が逸れそうなので(笑)、
早々にRIP・・・。


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